半屋外の縁側がある家

2010-11-08

TSH_02クライアントの要望は、南側に大きな庭があり縁側のある家であった。
『縁側』が住宅の特徴となり、内部空間と外部空間に有効に機能させることを意識し、全体ボリューム(屋根)の中に含まれる半屋外の縁側空間として計画した。
『縁側』を中心に、南側に庭、北側にリビング・ダイニングを配置し、内部と外部を緩やかにつなぎ、内部からはリビング・ダイニングの一部として、外部からは庭に広がりを与える場所として機能させている。
この列柱に囲われた半屋外の『縁側』は、柱により内部空間の一部として意識させつつ、外部に開かれた場所として、曖昧さをもつ気持ちの良い空間となることを期待した。
また内部空間は、縁側の木露出の柱とのつながりを考慮し、天井を設けず木架構をそのまま見せる意匠としている。
1階リビング・ダイニングでは等間隔に並んだ梁が、より縁側と庭へのつながりを意識させ、2階では、屋根架構を見せることで空間の広がりを確保している。
子供達の寝室であり遊び場となるフリースペースには梁材として1本丸太を使用し、空間に楽しさを演出している。
天井を設けない内部空間の意匠は、本来持っている在来工法の美しさとぬくもりを感じられる心地の良い空間となるだろう。

建設地:神奈川県横浜市
敷地面積:175.07㎡
建築面積:62.40㎡
延床面積:99.39㎡
規模:木造 2F
竣工:2010年11月

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