港区のグループホーム

MSA_04_GHダイニング既存建物の一部である200㎡を超えるメゾネット住宅の部分をグループホームと住宅に変更する用途変更の確認申請を伴う改修計画。
既存建物の空室部分を有効活用するため、用途変更の需要は多いように感じる。しかしながら特殊建築物の用途変更は、様々な現行法規の遡及を受けるため難易度が高く、物理的に不可能な場合やコスト的に不可能な場合が多い。
本計画では、港区、民間確認検査機関、消防と十分に協議を重ね、計画の変更を行いながら、平成27年の東京都安全条例改正を利用した計画となっている。

建物所有者・管理会社の協力と理解。運営者の柔軟な方針変更などがあって実現することが可能となった。

既存メゾネット住宅の中で利用できる部分は最大限残しつつ、7つの個室を有するグループホームと住宅の2つの用途の区画を計画している。
グループホームは、限られた区画の中で個室が多くなるため、共用の洗面スペースの廊下配置やアクセントクロスの採用により、コストをおさえつつ空間に変化を与える計画とした。
住宅部分では、個室の壁を撤去し広さと明るさを確保したリビング・ダイニング・キッチンを計画している。

建設地:東京都港区
計画面積:7F 168.42㎡(グループホーム) 7・8F 112.73㎡(住宅)
竣工:2016年7月